今回はシートとシールドを直します。
まずシートですが、とりあえず現状はこんな感じです。当然、表皮の張り替えが必要ですので、すでに購入してあります。楽天で普通に検索して普通に買えました。

まず古い表皮を剥がします。ステープラで固定してあるので、マイナスドライバで針を浮かせ、ニッパで引き抜きます。ペンチでもいいですが、針が浮いていなくても掴めるニッパのほうが便利です(ニッパの刃は痛むけど)。

こんな薄いシートでも意外とたっぷりスポンジが入っています。

表皮を剥がしました。すると、なんということでしょう。スポンジの中央付近が割れてえぐれています。このまま新しい表皮を貼ってもいびつな形になってしまいます。

スポンジを整形しようと、カッターナイフで削ってみました。大きく削り取るにはこの方法がいいんですが、細かい整形には向きません。

いろいろ試した結果、細めのワイヤーブラシでこするとうまく削れて滑らかに整形できることが分かりました。ただ、これはスポンジが劣化しているからであって、新しいスポンジだとこうはいかないと思います。

新しい表皮を張り、ステープラーで止めていきます。このステープラーはホームセンターで数百円で買えます。ただ、ちょっとパワー不足で、針が最後まで打ち込まれないことがあるため、ハンマーで叩いてやって理しなければなりません。

このように完成しました。写真だといい感じですが、実際はちょっとブカブカな感じになってしまいました。
スポンジを削っている上に、スポンジ全体がちょっと縮んでいるようです。薄いスポンジのシートを古いスポンジにかぶせてから表皮を貼ったほうがよかったかもしれません。

つぎはカウルのシールドです。このように劣化して曇っています。買うと高いパーツなのでどうしよぷか悩んでいたところ、磨けばきれいな透明になるという情報をネットで見ました

600番、1000番、2000番のサンドペーパーで水研ぎしてみました。この時点では曇りガラスのようになります。

続いて荒目のコンパウンド、細めのコンパンドで磨いていきました。バフを充電ドリルに取り付けて使っています。回転数が遅いので手磨きに毛の生えた程度の作業性ですが、素人に高回転のポリッシャーは扱いが難しいので、あえてこのようにしています。

最初よりはだいぶマシになりましたが、やっぱり曇っているし、全体が黄ばんでいます。とりあえずこのまま使いますが、今後の課題です。
