2014年01月28日

28)カウルの塗装剥離

エンジンが直って機能的には復活を遂げたNS-1。
しかし外装が手付かずです。その外装が photo
こんな有り様なので、フルコースの全塗装をするしかありません。

まず古い塗装を落とします。現状が純正塗装なら足付け(表面を荒らす)しただけで重ね塗りするところですが、現状の塗装は自家塗装の下の下のクオリティ。この上から塗装するなんてありえません。
仕方ないので塗装を剥がすことにしますが、黒い塗装の下に赤い塗装があり、その下にシルバーがある。シルバーが元色らしいのでそこまでは剥がしたいですが、サンドペーパーで擦っててもラチが明きません。

そこで、意を決してサンドブラストしてみることにしました。
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カウルはABS樹脂なのでブラストなんかしたら穴が空くかとこわごわでしたが、やってみたらこれがなんとも非常にうまくいきました。塗装は剥がれるけど、ABS樹脂はすり減らない。まあ長時間ブラストを当てていれば減るかもしれませんが、普通にやっている分には大丈夫みたいです。うちのメディアが再使用しまくりでへたりきっているのがよかったのかもしれません。

あー、それにしても、いままで4台ほどレストアしてきた中で、ブラストキャビネットの横でカウルにペーパーを当てて塗装を剥がすということを何度もやってきたんだけど、あれってみんなブラストしてれば早く済んだんだなあ。樹脂にブラストしちゃいけないと思い込んでた。バカみたい。
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こんな感じに出来ました。シルバーの純正塗装がまだらに残っていますが、これをキレイに剥がそうと思うとまた大変なので、このへんで妥協します。

下地としては、これに400番程度のペーパーを当てて整え、バンパープライマー、普通のプライマーサフェーサーを塗ってペーパーで磨き、カラーの塗装をしていきます。でも、その作業はまだちょっと先。
なぜなら、カウルの割れている部分を直さなくちゃいけないからです。
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posted by まーさん at 14:33 | Comment(0) | レストア NS-1
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