2014年01月15日

27)キーを修理(2)

キーの修理の最後はメインキーです。
購入したAF35のメインキーの固定ボルトの穴、ハンドルロックが飛び出すところの位置関係を見ると、このようにNS-1と全く同じです。
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キーシリンダーの上部を見ると、AF35のほうが文字がくっきりしていてキレイです。なので、交換したいと思って他のキーをAF35のカギに統一したんですが。
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キーシリンダーの長さが違う。最初は割と気楽に考えていて、なんとかなるんじゃないかなーと思っていたんですが、よく考えるとなんともならん。なので、キーシリンダーの外側はNS-1の物を使い、シリンダー本体を入れ替えてAF35のカギが使えるようにします。
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AF35のシリンダー本体を取り外しました。これは意外なほど簡単にできました。 photo


続いてNS-1のキーシリンダーを分解しますが、これが難しかった、というかわかりにくかった。結局、写真のようにフタを外して内部が見えるようになりました。
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ところが、シリンダー本体の形状がぜんぜん違う。下部(写真の右側)のクランクアームの部分の形状は同じですが、その上のシリンダー本体の長さが違います。外側の寸法も違うんだから当たり前か。
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万事休す、ではありません。キーシリンダー本体には小さな金属のプレートが差し込まれていて、そのプレートの僅かな形状の違いがカギのギザギザと噛み合うようになっています。要するに、NS-1のシリンダー本体にAF35のプレートを移植すれば、AF35のカギで回せるようになるのです。

この「プレートを移植」するカギの改造(?)のテクニックはこれまでのレストアにも使ってきたのですが、非常に有効です。というのも、移植元になるキーシリンダーがなくてもOKだからです。

どういうことかといいますと、例えば原付スクーターを買ったけどカギが不揃いだったとしますね。カギがA、Bの2種類あり、メインキーと給油口はAのカギ、メットインスペースはBのカギだったと。これ、非常に不便です。
これをAのカギ1本ですべて操作できるようにするには、メットインスペースのキーシリンダーを改造するわけですが、普通に考えると、Aのカギで開閉できるキーシリンダーをもう一つ入手しなければ不可能なように思えます。

でも、そんなの必要ないんです。キーシリンダーを分解して、プレートだけを交換すればいい。そのプレートはどうやって入手するか? 同じタイプの不要なキーシリンダーを分解すればいいんです。そのキーシリンダーがAのカギで開閉できる必要はありません。プレートだけけを取り出して必要な形状のものを選んで使えばいいんです。

プレートの形状、というか、要は長方形の穴の長さなんですが、そう何種類もありません。例えばプレートが5枚使われているキーシリンダーであれば、元のキーシリンダーと不要なキーシリンダーのプレート合わせて10枚のプレートが揃います。その中からAのカギに適合させるのに都合のいい5枚を選んで使えばかなり高確率で必要な5枚が揃うはずです。
運が良ければ、元のキーシリンダーに付いている5枚のプレートの並び順を変えるだけでAのカギで適合させることができる場合さえあります。

この写真のように、シリンダーにカギを差し込んだ時に、すべてのプレートが引っ込み、キーシリンダーから何も出っ張っていない状態になれば、カギに適合したということです。下の2枚は余ったプレートです。
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文字にするとわかりにくいですが、実際に分解してキーの構造を理解すれば分かるはずです。

書き忘れましたがNS-1のキーは無事に、1本のカギですべて操作できるようになりました。



posted by まーさん at 23:53 | Comment(5) | レストア NS-1
この記事へのコメント
はじめまして
前期型NS-1のキーシリンダーのクランクアームが金属疲労か何かで折れてしまい、キーが使い物にならなくなってしまったものの、
キーを変えるのが嫌でどうにかならないかと調べていたらここにたどり着きました。

NS-1のメインのキーシリンダーの分解なのですが、フタを外してEリングを外すまではいいもののそれだけではキーシリンダーを外側のボディ(?)から外せず困っております。
恐らくハンドルロックのピンの上にある真鍮のピンのせいだと思うのですが、それの外し方が分かりません。
恐れ入りますが、NS-1のキーシリンダーの分解方法について詳しく教えていただけないでしょうか・・・?
Posted by at 2016年09月23日 13:37
記憶が曖昧ですが、真鍮のピンは意味ありげに見えて関係なかったはず。基本的なことですが、キーシリンダーを抜くときはキーを差し込んだ状態じゃないと抜けませんが、そこは大丈夫でしょうか。
Posted by at 2016年09月23日 22:47
記憶が曖昧ですが、真鍮のピンは意味ありげに見えて関係なかったはず。基本的なことですが、キーシリンダーを抜くときはキーを差し込んだ状態じゃないと抜けませんが、そこは大丈夫でしょうか。
Posted by 山田 at 2016年09月23日 22:47
山田さんありがとうございます、キーを差し込んでいても抜ける気配がありません
キーをハンドルロック、OFF、ONの各ポジションに回して試していましたがボディからキーシリンダーが取れることはありませんでした・・・
Posted by at 2016年09月25日 00:38
そうですか、お役に立てず済みません。こういうのって現物が目の前にあればなんとなく分かるんですが、記憶をたどってもなかなか、2年以上前のことですし。
Posted by 山田 at 2016年09月25日 09:57
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