2013年12月19日

20)エンジンオーバーホール(1)

NS-1のエンジンオーバーホールです。 ここまでの経緯は複雑でしたが、このエンジン自体は快調に回るものの、ベアリングから音が出ているのでオーバーホールすることにしたという単純なものです。あと、シリンダーとクランクケースの継ぎ目からかなり派手にオイルが漏れています。オイルと冷却水が混ざったものかもしれません。

まずフライホイールを外します。エンジン降ろしてからでもいいんですが、その前のほうがやりやすいので。
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専用工具登場です

この工具は先端の太い部分をフライホイールに着られたネジにねじ込みます。つまり、フライホイールと一体化します。そして、十字部分をねじ込んでいくと、十字の先端がフライホイール中心のシャフトに当たり、更にねじ込むとシャフトをグイグイと押します。そうするとフライホイールが手前に押し出され、ポロッと外れるわけです

次にエンジンを下ろします。ガレージジャッキを2台も使って大仰なことですが、あるから使っているにすぎません。
ラジエーター液もミッションオイルも抜いてケーブルやらハーネスやらホースやらとにかくエンジンにつながっているものを全て外し、キャブレターとチャンバーも外して、あとはエンジン固定ボルトを外すだけです。
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エンジン単体になりました。こうして単体にすると、シリンダーが錆びているのが目立ちますね。これはあとで塗装することにします。
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ヘッドを外しました。金属製のガスケットが入っています。ヘッド、ピストン共にカーボンが結構溜まっています。あんまり回していないエンジンだったんでしょうか。
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ガスケットを外してシリンダー野中を見ると、やっぱり水アカがかなり溜まっています。まあ、年式から考えても仕方ないんでしょうね。
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シリンダーを抜き取り、ピストンを外しました。ピストンは左端に見えるCクリックを外せば簡単に外れます。この手のクリップはだいたい外すのは簡単で、気をつけなければならないのは紛失です。このクリップの場合、すっ飛んでいくことはないと思いますが、無くしやすいことに変わりはないです。
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クラッチカバーを外しました。ここで2つのことを見つけました。まず、このエンジンもバランスシャフトのタイミングがずれてました。歯車の一歯分なので大きな影響はなかったみたいですが、ひょっとしてバランスシャフトのタイミングずれってこのエンジンにはよくあることなんでしょうか。
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もうひとつ見つけたのは、下の写真の手で摘んでいるパーツがガタガタでした。つまり、このパーツを固定しているボルト2本の締め忘れです。ベアリングの音だと思っていたシャーッという音はこれの音じゃないだろうな、と一瞬心配になりましたがいくら何でもそれはない、、、、、と思いたい。
いずれにしろ、このエンジンもまた、あまり技術のない人によってオーバーホール、最低でもクラッチ交換をされているようです。
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続いてクランクケースを割りました。本来ならクラッチを外すのが先でしょうが、まあ、このへんはまーさんもよくわかっていなかった、技術のない初心者だということです。
ところが、クランクケースが割れない。非常に強く固着しています。ひょっとしてクランク割専用工具が必要でまた費用がかさむかと焦りましたが、シリンダーが入る穴の中にちょうど手頃な平たい「面」があるのを見つけました。
ここにマイナスドライバーとプライバーを重ねてあてがい、テコの原理でパカっと割りました。これは非常にうまくいったのでおすすめの方法です。
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エンジンの中身が丸見えになりました。ここでは特に驚くようなことはなかったです。 photo




posted by まーさん at 00:03 | Comment(0) | レストア NS-1
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