しかもバイクのブログなのに4輪という反則技です。
我が家の愛車モビリオスパイクがなんだかひどい状態なので一気に色々直しました。
そういえば、このクルマはトランポとしても使っていて、現在レストア中のエリミネーター250SEもNS-1もこのクルマで運びました。トランポだからこのブログに載せてもいいね。
まずはパンク修理。

右リアがパンクしました。運が悪い。

ジャッキアップして探すと、簡単に見つかりました。
刺さっているのは棒状の金属で、平たいものでもないし、タイヤの面に対して垂直に刺さっているので、一番修理しやすいパターンです。いつものようにパンク修理キットで直します。

ま、どこにでも売ってるやつです。ゴムの棒とセメントは何度も買い足してます。

修理後、石鹸水で漏れをチェック。大丈夫なようです。
次は、フロントタイヤのこの異常を何とかしたい。下の写真でわかるでしょうか。偏摩耗がひどいんです。
話し始めると長くなりますが、モビリオの初期モノには、ステアリングが非常に不自然だというウイークポイントがあります。うちのも買った時そうだったんですが、調べてみたらすごいトーアウトになっていて(タイロッドのブッシュの劣化のせい?)これを逆にトーインにしたらステアリングの不自然さはほぼ解消されました。ところが、今度はこんな片べりに。
しかたがないのでトー調整をやり直し、だいたいゼロくらいにしておきました。ステアリングの不自然さがちょっと増した気がするけど仕方がない。

この写真だと左が減ってます。

糸を張ってトーを測定。このあと、タイヤを前後ローテし、しかもタイヤをはめ替えて内外を逆にしました。ブリジストンスニーカーはうちそとしていないのでこういうことができる。
つぎは板金です。ああ、忙しい。
気がついたら助手席ドアが凹んでました。まあ、当て逃げでしょう。キズはないのでデントリペアで直してみることにします。って、やったことないですが

凹んでますが塗装面に傷はないようです。

ドアの内張りを剥がし、適当な棒で凹んだ部分をグイグイ押しました。ところがこれが非常に難しい。かなり時間をかけました。

コンパウンドで磨いて白い汚れ(ぶつかったクルマの塗料か?)も消し、こんな感じになりました。かなりいい線いっているようですが、現物を見ると、ヤる前よりはマシといった程度で、凹み、と言うか鉄板の波打ちが残っています。それをどうやっても消せない。デントリペアのプロはほんとに職人だと思います。
次はボンネットの塗装。この車は激安だったため買った時からかなり汚く、特にボンネットがひどい状態でした。それで購入直後に塗り直したのですが、失敗してしまい、ザッラザラのまま乗っていました。もう、色々やったついでということで、水研ぎしてクリアを塗り、さらに磨いて仕上げました。

これはもうクリア塗って1ヶ月たったあとです。1000番、2000番で研いで、均一にツヤがない状態。

コンパウンドで仕上げました。この写真だと超綺麗に見えますが、太陽の下で特定の角度で見ると、バフ目、つまり磨きあとがはっきりと見えます。黒い車の磨きは難しい。
なんか全ての作業が中途半端ですが、まあ、アシグルマなので(負け惜しみ)。