以前にもこのコンプレッサーをブログなどで紹介したことがありますが、やっぱりデジタル圧力センサー(動画の中でマイコンメーターといっているもの)についての質問が多いです。自分もこのセンサーを買って制御したいっていう人もいるんですが、よく聞くと元が電子制御でない、ホームセンターのコンプレッサーだったりするわけですね。
動画のコンプレッサーはもともと電気仕掛けで制御しているので、そのセンサーをデジタル圧力センサーに交換すればいいのですが、機械制御(といえばいいのか)の場合、デジタル圧力センサーを後付けするのはほぼ不可能だと思います。
コンプレッサーは再起動圧力が重要で、これが4キロとかだったりすると、指定圧力6キロの工具を使う時に非常に悲しい思いをします。ぼくが以前使っていたコンプレッサーは、まさに再起動圧力が4キロでした。ところが、調べてみると最近のコンプレッサーは低価格なものでも再起動圧力が6キロくらいになっているみたいですね。そのためのデバイスのようなものが追加されているのだとか。
動画では説明していませんが、コンプレッサーにはモーターが常に回り続け、必要なときにクラッチを接続するタイプと、クラッチがなく、必要ないときはモーターが止まっているタイプがあります。後者は要するに普通のコンプレッサーですね。前者は、実物を見たことがありません。
で、ぼくの使っているコンパック07Pはその両方のメリットを併せ持つハイブリッド式となっているというのが、売り物になっています。具体的な制御としては、圧力が最高圧力に達するとクラッチを切ってコンプレッサー停止、でもモーターは回り続ける。一定時間経過するとモーター止まる、となってます。
モーターが回っている間に再起動圧力まで空気圧が低下すると再起動時のモーターの負担が少ないってことみたいです。こうした制御を内蔵のマイコンが行っていて(結構でかい基板が入っています)、モーターが止まるまでの時間とかも結構複雑に制御しているみたいです。
しかし、このハイブリッド式の恩恵を感じたことはありません。意味あるのかな?
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その辺も暇なときにでも教えていただけると嬉しいです。