2016年06月02日

バルブすりあわせは難しい



動画の内容の補足です。
というか自分の独り言程度バルブすりあわせについて事前に調べましたが、
「バルブをたたきつけるだけで回してはいけない」
「たたき付けても全く効果は無く、回さなければいけない」
というそう反する意見がありました。また、バルブコンパウンドについて、
「普通のコンパウンドで代用すればよい」
「普通のコンパウンドとは根本的に違う。代用などとんでもない」
というやっぱりそう反する意見も。

バルブ擦り合わせはどんな方法で,どの程度やるのが正しいのか?
たぶん、エンジンをチューニングするとか、ノーマルの仕様であっても最高のコンディションにしたいといった場合と、僕のように単純な修理であって、現状で始動しないエンジンが普通に始動すればいいという場合では全然違うのだろう。

僕としては、実際にやってみて、「たたくだけで当たりを出せるとしても,途方もなく時間がかかる。僕は回す方法でいいです」と思った。というか、もう二度とやらないと思うが。

バルブのあたり幅について

バルブとバルブシートが接触する面の横幅、つまり接触する面積。これが狭いほど強く密着し、圧縮漏れが起きにくくなる。強く密着させるにはバルブスプリングを強くする方法もあるが、それをやるとパワーロスも増えてしまう。

しかし、幅を狭くしていくと問題も起こる。バルブ、とくに排気バルブはバルブシートに熱を伝えることで放熱する。あたり幅が狭いと放熱しにくくなり、加熱して補損してしまう。高級なスポーツカーのエンジンやレース用エンジンでは、排気バルブの内部にナトリウムを入れて放熱性を高めている例もあるくらいで、排気バルブの放熱は重要な問題だ。

アクロスのエンジンはあたり幅が0.4〜0.6ミリで、それ以上なら修正しろとサービスマニュアルに書いてある。しかし、0.6ミリはかなり狭い。狭いほど、摩耗で幅が広がってしまう速度は速くなるから、このエンジンは頻繁にヘッドを開けて修正しないと初期の性能を維持できないということになってしまう。250マルチのエンジンがみんなこんな感じだとしたら、やはり市販車に搭載するエンジンとしてやり過ぎだったと言うことになるのではないだろうか。



posted by まーさん at 10:46 | Comment(1) | レストア アクロス(GSX250F)
この記事へのコメント
はじめまして
まーさん様の動画をいつもみさせていただいてます。
私も、GSX-R250の不動車をレストア中で大変苦労しています。今バルブすり合中であたり幅が0.4〜0.6mmに合わせるのに四苦八苦しています。
バルブ1本を調整するのに2時間くらいかかっています。まーさん様の言われるとおり一般的にあたり幅は1mm前後ですが250CCマルチエンジンはやりすぎと感じています。まだ、すり合わせしなければならないバルブが8本ありますのでがんばります。これから寒くなりますので体調に気おつけて
ください。これからも楽しみしています
Posted by こやまん at 2017年10月18日 08:14
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