2016年05月20日

スズキのバイク アクロス(GSX250F):No.3の補足とか



動画で分かりにくそうなところとかを、補足します。


「点検したのがあとで効いている」と伏線を張っておきながら、回収するのを忘れていました。


2台目のエンジンがだめと分かって最初のエンジンを直すことに決めたとき、点検した結果が、バルブシートの当たり面の幅以外は、規定内に収まっていたことが直そうと思う決め手になったということです。


エンジンの圧縮


エンジンが回転するには、よい火花、よい混合器、よい圧縮が必要なわけだが、そのうちよい圧縮になっているかどうかをチェックするのがコンプレッションゲージによる圧縮の測定。正常なら10〜12キロ位だが、はかり方でけっこう変わってくるので、大まかに見ないといけない。たとえばセルモーターの回り方で全然違ってくる。


バルブに隙間があったりピストンリングがへたっていて圧縮漏れが起きているエンジンでは当然ながら数値が下がる。バルブが曲がっていたりピストンに穴が開いていたりすれば、メーターの針がほとんど動かないこともあり得る。


ちなみに圧縮比が10:1で測定した圧縮が10キロだったとしても、数値が同じなのは偶然。



購入したエンジンについて


当たり前だが、ノークレームノーリターンで買ってるので文句は言えない。

走行距離メーター表記で6000キロで「年式使用なりの音はございますがセル始動しアイドリング 吹けあがり致しました」という説明があったが、反面、価格は1万5000円(送料5000円)なんで、所詮こんなものだろう。売る方も車体ごと仕入れてささっと点検して売ってるだけだから、別にだめなエンジンをだまして売ろうという気は無かったと思う。


蛇足だけど、ヤフオクでは中古エンジンほか、様々なパーツを全く何のチェックもせず、程度を知るための手がかりを何も提示せずに「写真で判断してください」と売っている人がたくさんいるが、あれでは怖くて買えないから値が上がらず、結局売る方も損をすると思う。



バルブシートの当たり面の幅


バルブフェースとバルブシートが当たる部分の幅、つまり面積が小さいほど、バルブが強く押しつけられるので圧縮漏れが起きにくくなり、パワーを出すのに有利。しかし、狭いほどバルブが放熱しにくくなり、バルブが溶けることもある。バルブやバルブフェースが摩耗すると当たり面の幅が増えるが、それと同時にバルブが奥に引っ込み、圧縮比が下がり、バルブクリアランスも無くなってしまう。クリアランスは調整すれば良いが、圧縮比が下がるのは、バルブシートを交換しない限り元に戻らない。


posted by まーさん at 21:52 | Comment(0) | レストア アクロス(GSX250F)
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