それでなんとなく買い換えたいなあと思っていたとき、ヤフオクでこのアクロスを見つけました。実は以前にもちょっとアクロスを探したことがあったんですが、球数が少ない上に、やたらと高い。走るものは20万前後、絶対に起こせない状体の事故車でも3万くらいしていたような気がします。
ところが、今回見つけたアクロスは長期放置でエンジンがかからない状態ながら、見た目はごく普通の感じで3万円ほど。まあ飛びついて入札しました。せり上がることもなく、3万3,500円で落札。愛知からクルマ走らせて大阪まで取りに行きました。
アクロスってどんなバイク
アクロスは1990年に発売されました。当時はバイクブームの終わりの頃ですが、それはあとから思うことであって、当時はほんとに4台メーカーが毎月のように新しいバイクを出すのが当たり前だと思ってましたね。
250クラスで言うと、4気筒DOHCで45PSは当たり前って感じでした。あ、これは4ストの話だけど2ストはもっとすごかったです。
このクラスで人気なのはホンダCBR250RRとかヤマハFZR250R(Rがいくつ付くのかもう忘れた)で、スズキはGSX-R250、GSX-R250R(この2台のバイクはよく混同されるけど全然別のバイクだよ)と矢継ぎ早にニューモデルを出すものの全く売れず。
で、レーサーレプリカも飽きられてきてるし目先を変える勝手ことで、GSX-R250のエンジンをほとんどそのまま活用して作られたツーリングバイクがアクロスです。
その特徴はスポーツバイクの形なのにメットイン。世界初の快挙です。ホンダのNS-1はアクロスよりもあとね。
当時、まーさんはバイク雑誌の編集をしていて、広報車のアクロスを借りて伊勢志摩にツーリングに行ったことがあります。
そしてこのアクロスこそ理想のバイクだと思いました。速い、疲れない、荷物が載るの3拍子そろっており、高速の料金所でメットインをぱかっと開けて財布を取り出せるのは感動的な便利さでした(ETCとかないから)。
ちなみに、そのツーリングでサービスエリアの駐輪場にアクロスを止めといたらサイドブレーキ引き忘れたクルマが突っ込んできてアクロス大破したって思い出もあるんですけどね(本とは大破じゃなくカウルが割れただけだったけど、なんせ広報車なので焦った)。
【レストア アクロス(GSX250F)の最新記事】
お蔭様でアクロスは好調ですが、私が乗り回す時間が確保出来ないのが辛く、夜の帰宅後に跨がったりエンジン掛けたりしてニタニタするプレイを愉しんでいます…。
先日ですが、アクロスで35万キロ走っているフリーライターの方のホームページを偶然発見し読み込みました。それに比べれば、我がアクロスなど慣らし同然です(^_^)
http://tetsu-iron.sakura.ne.jp/across32.html
大事に乗りたいと思います。