2015年10月27日

4)ドライブシャフトブーツの交換

7万円で購入したアルトワークスの修理を開始しています。最初は破れているドライブシャフトブーツの交換からです。
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作業の様子は動画でアップしています。

You Tube


ニコニコ動画



作業内容はYou Tubeの方が詳しく紹介しています。ニコニコはエンジンのカムカバーガスケットと合わせて短めで紹介しています。

ここでは、動画で紹介しきれないポイントを紹介します。

ドライブシャフトブーツっていうのはFFのクルマの定番中の定番のトラブルです。リア駆動のクルマにもドライブシャフトブーツはもちろんあって、破れることもありますが、FFのほうがすっと破れる頻度が高いです。なぜかというと、ステアリングがあるからブーツが引っ張られるんですね。

ドライブシャフトブーツは、メンテナンスフリー化が進んだ現代の自動車の中で唯一残されたポイントのようにも思えます。
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で、その交換なんですが、普通は分割式という、ドライブシャフトを外さなくても交換できるブーツを使うんですが、これには幾つか欠点があります。まず、価格が高い。分割でないブーツの2倍以上の値段です。それに、グリスが漏れる。車検に通らないほどは漏れませんが、つなぎ目からグリスが滲んできて、見た目貧乏くさいです。まあ、普通の人はこんなところ見ないから関係ないんですが。

あと、簡単に交換できるのが売り物の分割式ブーツですが、これはこれでけっこうめんどくさいんですよね。接合面にグリスが点かないようにそーっと組み付けないといけないので気を使うし、接合に使う接着剤が硬化するまで待たないといけないタイプもあります。もちろん、ドライブシャフト外すよりは早いけど、決してお手軽という程でもない。

まあ、それで、今回はドライブシャフトを外したんですが、やってしまえばそう面倒という程でもないです。ちなみに下の写真はブレーキキャリパーを外して上の方に固定したところです。
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ちょっと作業と関係ないですが、キャリパーの右のほう、ボディの一部が錆びてますね。タイヤが当たって塗装が剥げ、それで錆びたんだと思いますが、このクルマが履いている13インチのホイールではどうやってもタイヤがボディに当たることはありません。おそらく14インチの幾分巾の広いやつを履いていたんでしょう、そして、ある程度横Gをかけないとこうはなりませんから、どんな運転していたかもわかります。こういうところから、これまでのこのクルマの歴史みたいなものがちょっとずつ分かるんですよね。

こちらはハブを外したところです。動画では触れてませんが、ここでハブベアリングのチェックもしています。指でちょっと回しただけですが。後で知ったんですが、このクルマはハブベアリングが弱点のひとつだそうなので、ちゃんとチェックしているところを動画か写真に取ればよかったですね。
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こちらはドライブシャフトのミッション側。こんな感じのジョイントが付いています。FF車のジョイントは、ユニバーサルジョイントのように上下左右に自由に曲がらなくてはならなくて、その上シャフトの伸縮もできなければなりません。そんなきようなジョイントをよく作ったものです。FFってこうした高性能なジョイントが発明されたことで普及できたんですよね。FFに限らず、クルマのドライブシャフトのジョイントは今までいろんな方式のもが登場していて、調べるとなかなか面白いです。
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聞くところによると、FFでジムカーナとかやっている人は、ドライブシャフトが頻繁に折れるので、車内にドライブシャフトを常備しておいて、折れたらその場でさっと交換するらしいですね。

まあ、慣れたら難しい作業ではないかもしれません。でも、初めてならやっぱりなかなかの重整備です。


●ワークスくんの整備進捗状況
エンジンオイル漏れ
ドラシャブーツ切れ 済 ブーツ交換 1,390円
ヘッドライト切れ
タイヤがスタッドレス
高速で振動
ブローオフバルブホース外し
ウエストゲートコントロールバルブ ワイパーゴム劣化
フロアの穴が塞いでない
ラゲッジルームの板が変
スペアタイヤ下のサビ
ルーフ塗装劣化
右フロントフェンダーエクボ
シートの破れ
カーペットがない
空調レバーが変
オートマのレンジ表示の球切れ






posted by まーさん at 21:04 | Comment(0) | アルトワークス
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