2015年09月20日

6)キーシリンダー修理

このバンバン200、キーが非常に回りにくく、オフからオンにしようとすると引っかかって、ひどい時はキーを回すのに2〜3分かかってしまうこともあります。これは修理しなければいけません。幸い、バイクのキーシリンダーは構造が単純で分解できる構造であることが多いです。今回はついてにインジケーターパネルの化粧直しもします。
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いきなりですがキーシリンダーを取り外しました。まーさんがいじってきた中では非常に新しいバイクですが、キーシリンダーは特に変わっていないみたいです。
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ネジで固定されているフタ(キーを指す部分)をとり出すと、簡単にキーシリンダー本体を抜き出すことができました。
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キーシリンダーは何枚かのプレートが差し込まれており、キーを指していない状態では、プレートがうえに出っ張っているため、これが引っかかって回すことができない仕組みです。
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このようにキーをさしこむとプレートが引っ込み、出っ張りがなくなるのでキーを回せる、というわけですが、プレートが完全に引っ込んでおらず、ちょっと出っ張っていますね。これがキーを回せなくなる原因でしょう。キーや、プレートが摩耗した結果だと思います。
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本来ならキーシリンダー交換ですが、むちゃくちゃ高く付いてしまうので、プレートの出っ張っている部分をヤスリで削りました。これでプレートがすっきりとシリンダーに収まり、出っ張りが無くなったので、スムーズに回せるはずです。ちょっと削っただけで、キーを抜けばちゃんと出っ張るので、キーとしての機能も失われていません。
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一方、インジケーターパネルは塗装が禿げてサビがでており、非常にみすぼらしくなっています。とりあえずインジケーターを外しました。ゴムで嵌めこまれているだけです。
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そして用意したのは、カーボンシート。最近流行りのカスタム用品ですね。表面に凹凸があって非常に高級感があり、しかも耐候性も高く、自動車のボンネット全体に貼るような用途にも使われています。
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このように貼りました。
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これで完成。キーは軽く回るようになったし、見た目もかっこ良くなりました。
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posted by まーさん at 21:24 | Comment(0) | バンバン200
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