2015年09月17日

2)エンジン腰上の点検と組み立て

前回、見事にエンジンを掛けることに成功したYZ80。エンジン音を聞くと、よっしゃレストアしてやるぜ、という気持ちになります。

今回の作業はエンジンの腰上の点検と組み立て。エンジンが掛かったとはいえ、2ストエンジンでは、焼きつきなどのダメージがある可能性は結構高いです。そこで、このエンジンは大丈夫!という確信を得るため、ピストンシリンダーを確認しておきます。あ、このエンジンはクラッチの張り付きというトラブルもあるんですが、それは次回に紹介します。



シリンダーの取り外しは写真、動画ともに撮影するのを忘れました(動画は撮影したが保存するのを忘れた)。でもまあ、2スト単気筒で空冷とくれば、シリンダーを外すの紹介するほど難しいことではありません。キャブとマフラーを外したら、あとはシリンダーヘッドの4本のナットを緩めるだけです。

で、取り外したピストンがこれ。キッタナイですねー。まあ、モトクロッサーなんだから当然です。大切なのはシリンダーの内壁。
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と、その前に、これはリードバルブ。要するに弁ですね。すき間がないかよくチェックしておきます。これはシリンダーから外れるはずなんですが、接着剤でも使ったのかってくらいに固着しているので、無理に剥がすのはやめました。
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問題のシリンダー内壁。エンジンを掛けるチャレンジの前にヘッドを外した時に気づいてたことだけど、やっぱり縦にキズが入っています。それも、結構深い感じ?ボーリングしてオーバーサイズピストンを入れて、なんてやってる予算はないので、とりあえず400番のサンドペーパーで磨き、ホーニングしたいところだけど工具がないので、サンドペーパーを最後に斜めに当てて、クロスハッチ的なものを付けておきました(この写真はサンドブラスト後のものです)。
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外側を綺麗に仕上げるため、まず穴という穴をテープで塞ぎました。サンドブラストするときに砂が入らないようにするためです。
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サンドブラストの様子は別の動画にまとめたので、それを見てください。
サンドブラスト動画
ニコニコ動画

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サンドブラスト後、こうなりました。左はシリンダーヘッドです。黒く塗装する前提なので、けっこう手抜きの仕上がり魔もしれません。まあ、汚れやサビさえ落ちていれば、元の塗装が残ってても問題ないかと。
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これはシリンダーヘッドの裏、というか燃焼室なんですが、周囲に細かい傷があります。過去に異物でも吸い込んだのか?まあ、このまま再使用で問題無いでしょう。歪みも簡単にチェックしましたが、問題ありませんでした。
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塗装。まず非鉄金属用プライマーを塗り、黒のスプレー塗料を塗っていきます。あ、マスキングですけど、サンドブラストした後に全て剥がし、僅かに入り込んだ可能性のある砂を完全に除去するため、内部を徹底洗浄洗浄して、改めてマスキングしています。サンドブラストすると、どうしても砂は内部に入り込みますね。
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こちらはピストン。カーボンがかなりガッツリと付いていたので外してクリーニングしました。といっても、ここまでしか綺麗にできなかった。サンドペーパーをかければもっとキレイにできるけど、まあ、そこまでする必要もないかと。ピストン側面にはほとんどキズはなく、ピストンリングの部分にはカーボンはなかったです。
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シリンダーを外したので組み付けるにはベースガスケット(シリンダーとクランクケースのあいだのガスケット)が必要です。パーツとして注文してもいいんですが、面倒なので自作することにしました。古いガスケットで型を取り、
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カッターナイフできれば完成。試用したのはガスケット用の紙で、厚みは約0.5ミリで古いガスケットとほぼ同じでした。
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あとは組み付けです。これは写真でなく動画を取ったので、そちらをご覧ください。ニコニコで生放送したものなので、なにかしゃべっていますが意味のわからないところはスルーして下さい。
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posted by まーさん at 18:02 | Comment(0) | レストア YZ80
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