
まずタイヤですが、見た目は割とまともそうなんですが、サイドウォールにある製造年月日を見ると、数字の下4桁が「3203」。つまり、2003年の32週二製造したタイヤです。10年以上経ってますし、サイドウォールにひび割れもあるので交換しなければなりません。

まずフロントから。タイヤを外すのは簡単にできました。

チューブは意外と新しかったですが、やっぱりバルブの根本が錆びているんで、交換することにします。まあ、タイヤ替えたらチューブも替えるのが当たり前かな?

ホイールのスポークが何本か曲がっていたので、取り外して直しました。

スポークの締め付けは感で。あと、スポークを叩いて音が明らかに鈍い奴もちょっと増し締めしておきました。

ここで異常を発見。ベアリングに指を突っ込んで回してみると、明らかにゴロゴロしています。交換ですね。

ホイールのベアリングを外すのは特殊工具が必要だったりスル場合もありますが、このホイールは、中に入っているパイプがカタカタと動く状態でした。なのでパイプを斜めにしておいて、そのパイプをポンチで叩く、というやり方で外せました。

外れたベアリング。もちろん両側とも外して交換します。

ベアリングにはスズキのパーツナンバーではなく、ベアリングに共通の品番が明記されています。なので、モノタロウとかで適合するベアリングを簡単に、安く購入できます。

シールドライバーで新しいベアリングを打ち込みます。古いベアリングを重ねてハンマーで叩いても構いませんが、シールドライバー使ったほうが簡単です。

ブレーキディスクは外して中央部分を黒く塗り直しました。マスキングが適当だけど、ブレーキかかればはみ出した塗料は勝手に取れて、きれいな円形になります。

こちらはリヤのホイールですが、内側にサビが有りました。あと、どうでもいいけどリムバンドの幅の広さが笑えます。

サンドブラストでサビを除去。

タイヤは、バンバン200の場合、純正が一番かっこいいですが、高いのと、やっぱり純正じゃつまんないということで、シンコー製にしました。

取り付けは特に問題なく。以前にGS125Eで交換した時はチューブに穴を開けてしまいましたが、今回はノーミスでした。
