
@新品なのに、購入価格が1万1880円(税込み送料込み)であること
A100V仕様であること
溶接機というのは、家庭用の100V電源ではかなりパワー不足になってしまうらしいです。
そもそも家庭用電源が100Vっていうのが世界的に見ても低過ぎなんですけど、とにかく、ネットでは100V仕様の溶接機は使いモンにならんっていう話がいっぱいあります(インバーター搭載の直流タイプだと100Vでも十分らしいですね。高いけど)。
で、実際に使えたのかって話ですけど、動画をとってみました。
動画の最後が尻切れトンボになってますが、実はこの続きも撮ってたんですけど、失敗してまして、また撮り直すつもりです。
しかし、結論から言いますと、この溶接機はちゃんと使えました。試したのは2ミリ位の鉄板ですけど、ちゃんと溶接できます。使用感は、とにかく簡単だということ。アーク溶接だと非常に苦労するアークスタートがウソのように簡単で、しかもそのアークが持続します。これに関してはコツも何もないです。
ただし、アークが飛んでれば溶接できるのかというとそうではないわけで、その先はやっぱり難しいです。練習あるのみ、ですね。100Vのパワー不足の溶接機の場合、一見、溶接できているように見えても、母材(溶接するもの)のうえにビードが張り付いているだけって感じになりやすいですが、うまくいった時は、ちゃんと溶け込んでて溶接したところをハンマーでぶっ叩いてもガッチリ剥がれないという状態にできます。
あと、電源ですが、動画でも触れていますが、最初に試した時はちょっとパワー不足な感じで、配電盤から専用のコンセントを引いたら、見違えるほど良くなりました。このコンセントは専用ブレーカーから2ミリのVVFで、しかも3メートルくらいの短い距離で引いています。ちなみに、このコンセントの電圧をテスタで図ると、105Vもあります。
家庭用電源はだいたい95〜105Vの間になっているそうなので、ウチは最大限に電圧が高い家ナのかもしれません。逆に95Vの家だったらまともに溶接できないのかも?
まあ、そういう場合のために昇圧トランスとかも売られているわけですが、そういうものを買ったり、まーさんのように専用コンセントを引くくらいなら、最初から200V仕様を買えよって話になると思います。これもネットにたくさん書いてあることですが、ほとんどの一般家庭では、簡単な電気工事で200V(単相)のコンセントを新設できます。また、まーさんが買った溶接機には200V仕様のものが同じ値段で売られています。だから、溶接機を買うならまず電気工事屋さんに相談して、200Vコンセントを新設できることを確認して、200Vを買うのが多分正解だと思います。
まーさんのおぼろげな記憶だと、200Vコンセントって厳密にはなにかに違反するような気がしたのですが、ネットで検索してもそんな話は出てこないので、多分まーさんの勘違いなんでしょう。よくわかりませんが。
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