
ブラストキャビネットを正面から見るとこんな感じ。ブラスターが左側にあるのは、まーさんが左利きだからです。ブラスターの右の薄青色はパッケージコンプレッサーです。大仰なボディですが100V仕様で1馬力しかありません。

下部にはメディアを受ける入れ物があります。2重になっているように見えますが、内側のはゴミを選り分けるフルイです。

今回、キャビネットのビニールも張り替えました。ビニールはあっという間に白く曇ります。安いので毎度交換してもいいんですが、交換作業yが面倒。そのうちに簡単に交換できるように改造したいと思います。

テスト用としてこんなものを用意しました。というか、物置を漁っていたら工具箱があったんですが、雨漏りのせいか中が水浸しで、工具が錆び放題になっていました。

比較のため、半分だけをブラスとしてみました。ちなみにこれはホエーブスの725というストーブに付属の工具なんですが、分かる人いるかなー。725は30年くらい前に買って今でも現役で使ってます。

サンドブラスターと、ワイヤーブラシによるサビ落としにどれくらい違いがあるかを確かめるため、左半分をワイヤーブラシでこすってみました。ワイヤーブラシでも赤錆はちゃんと落ちるんですが、黒い錆?が残るようです。
まあ、ワイヤーブラシとブラストの決定的な違いは、ブラストだと凹んだ部分でも関係なく錆を落とせるということなんですけど。

次はこの釘抜きをブラスとしてみます。すげーサビてます。

こんなに綺麗になりました。ブラストの威力がすごいというのもありますけど、錆が深いところまで浸透していないことに驚きます。普通の軟鉄じゃなく鋼だからでしょうか。
それと、サンドブラストすると全体が灰色になりますが、これは表面が細かい凸凹になっているからです。この凸凹はワイヤーブラシを当てると簡単にとれて、金属本来の地肌が現れます。

ワイヤーブラシで軽くこすったら、シルバーに輝く鉄の地肌になりました。ちなみにその向こうで回転しているのがワイヤーブラシで、これ、非常に便利です。ボルトなんかのサビ落としはブラスとするよりこのワイヤーブラシのほうが速いです。

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